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ロサンゼルス~サンフランシスコ自転車旅行記③

年末年始にかけて西海岸を自転車でこぎ続けるYさん・・・。
さてさて、順調にいっているのでしょうか??
今回は彼の道中にどんなことが待ち受けていたのでしょうか!?


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【12/30】


この日はまたアメリカンポリスの世話になってしまった。


ハイウェイには自転車用のレーンがあるが、道路の端のため
荒れていることも多い。
下り坂で飛ばしていた私は、ホイールのガタツキがあるので、
振動を嫌って自動車レーンへはみ出して走行していた。
そうしたら・・・またパトカーが来て・・・。
今度はこってり怒られました。


「アンタ死にたいの!?」
「いえ・・・死にたくありません」(マヌケな返答だがこう応えるしかなかった)
「日本じゃチャリが自動車レーンを走ってもいいわけ?」
「ええと・・・(日本は自転車は軽車両だから道交法上は車道を
走ることになっているが、高速道路には入れない。
しかし高速道路とハイウェイを一緒にしていいものか、
でも日本でもダメですと言ったら話がややこしくなりそうだし)。はい、多分・・・」
「日本じゃいいかもしれないが、ここじゃダメだよ。死にたくないんだろ?」
「死にたくないです」
「じゃあもう二度とやっちゃダメだよ」
「二度としません」


ふう・・・。
この日は140km近く走ったと思う。何しろ計画から遅れているものだから
私も必死なのである。


【12/31】


今日という今日は死ぬかと思った。
アップダウンは多いわ、風は強いわで、正直海岸線はもううんざりだ。
ほんと海岸線のアップダウンときたら!どうせ登るなら下りなきゃいいじゃん。
あと風!下り坂なのにペダルを踏まなきゃ前に進まないなんて信じられない。
冗談じゃなく死ぬほどハードで、2008年の大晦日と一緒に自分の
人生の大晦日になるかと思った。
途中、トラックの運ちゃんに話しかけられて、ロスからシスコまで自転車で
走ってるんだと言うと「Oh!You must be Ironman!」と感心される。
いや鉄人にしちゃ大分金属疲労してますが・・・。
挙句の果て、Monterey市街地に入ってハイウェイを下りると
また道が分からなくなった。暗くなって霧まで出てきてどんどん
寂しい道に入っていく。ハッキリ言って超怖い。
とりあえず小便しようと自転車を止めたらパトカーが通りがかって、
ホテルまでの道を教えてくれた。この旅で都合4回警察にお世話になったが、
いいことでお世話になったのはこの最後の一回だけだった。
ホテルの受付の兄ちゃんが世界の通貨を集めているとかで、
1000円札をくれというのでホテル代を10ドル割引してもらう。
円高だからほんとは11ドルくらいなんだが・・・。ま、いいか。
この日も140km近く走り、ようやく当初の計画に追いついた。
代わりに足はパンパンである。西海岸を甘く見ていたと反省。


America6.jpg


つづく・・・


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