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講師へ直撃インタビュー!      ~中国編~

今回の「講師へ直撃インタビュー!」はお母さんでありながら、大学院で
経営研究科の博士課程を履修中の向学心あふれる中国語講師 太 紅梅先生の登場です♪


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【お国・出身地域について】
私は中国吉林省延吉市出身です。
吉林省は韓国人の自治地区で朝鮮族が多く住んでいる地域です。
私も朝鮮族で、中国人でありながら韓国の生活習慣で暮らしていました。
例えば、今は大分変わりましたが漢民族はもともと家の中でも土足ですが、韓国は
日本と同じで、家の中は靴を脱ぎますね。
食文化もしかりで、延吉市ではこの両方の文化が混ざった料理「延吉冷麺」が
有名です。吉林省はこのように中国本土の文化と朝鮮半島の文化が混ざり合った
独特の地域なんです。



【日本に来たきっかけ】
私は中国で師範大学(教育大学)を卒業し、高校の講師を2年間していました。
でも生徒に教えていくうちに、もっと自分も勉強をしたいと思うようになったんです。
また、先に日本に来ていた友人から「外国に出てみないと世界の広さは分からない。
安定した仕事でそのままいるよりも、自分の可能性に向けてチャレンジした方が
いい。」という言葉も私の背中を押してくれました。
私は生徒にもよく言うんですが、人は動かないと運が向いてこない!
例えば、道があって、今の地点ではまだ限られたところまでしか見えないかも
しれない。でも、もう少し進むと今まで見えなかったような景色が広がるんだって。
だから自分を狭い枠に閉じ込めようとしないで、思い切って「外」に出てみることを
お奨めします!!


【日本について】
中国は自転車の多い国ですけど、日本も意外と多いのに驚きましたね。
先進国ですから、そんなものはないような気がしていたんです。
日本という国はお金があれば何でも買えるし、とても暮らしやすい国です。
でもお金がなければ基本的な生活費が高いので、暮らしが大変です。
中国は贅沢しなければそれなりの生活ができるんですが、日本は辛いですね。


【日本人について】
日本に来て10年経ちますが、来た当初から今までずっと変わらない印象としては、
日本人は「とっても優しい」ということです。
でも優しいから遠慮したり、はっきりものを言わないために返って誤解を
生んだりもするんですよね・・・。
また、日本人はちゃんと意思を伝えることがあまり得意ではないように思いますね。
外国人には苦手意識があるのかもしれませんが・・・。
でもこちらもそれを理解して接することで仲良くなれることも多いと分かりました。
また、多分小さい頃からのしつけなんだと思いますが、他人に迷惑をかけないように
しますね。でももっと迷惑をかけても(?)いいんじゃないかなぁと思うことも
あります。


【語学を勉強する皆さんへ】
まず、語学を勉強しているで、お金や時間がかかると負担に思わないことですね。
語学は間違いなく自分にプラスになることだからです。
自分の能力を高めるためだという目的をぜひ忘れないでください。
他人と違う能力をつけられることですから、ぜひがんばってくださいね!

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